2019/03

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なんだかんだと、帰国後バタバタしていた為、更新が遅れてしまいました。



さて、先日の台湾旅行の追記になります。

今回は5日間の滞在だったので、
台湾で過ごす最後の夜となる4日目の夜。

士林夜市から宿に帰る道すがら...



我々の宿泊している宿の最寄駅は
国父紀念館駅(こくふきねんかんえき)という駅だったのですが、
駅を出てすぐに何やら、工事現場の壁面に物々しい落書きが...







どうやら文字の雰囲気や絵を見てみると、建設予定の大学の校舎に対する抗議文のようでした。





もう少し歩を進めてみると壁面に沿ってテントを張って若者が眠っていて、

その傍には本部と思しきテントがたっています。




そこにいた若者に声をかけてみると、
どうやら、

新しい大学の校舎と大型の体育館(どうやらイベントホールの様な目的にも使われる予定だそう)
が建設中である。
しかし、あまりにも巨大な建造物は、周りの環境を破壊して建てられている
我々はそんなものは必要ない
そこで、泊まり込みで抗議活動を行っている。

という様な内容でした。



少し暗闇に慣れてきた目で彼の指差す方を見てみると、
これはなるほど、夜の闇の中でより一層黒い超巨大な鉄骨の影が、
ジッと重たい沈黙で目の前にそびえ立っています。

実際、台湾では現在日本の高度経済成長の時のそれと同じく、
街中至る所で高層ビルやマンション群の建設が急ピッチで進められています。



この現状において自国を顧みるに個人的には何ともいえない部分があるのですが、
それ以上に感じたのは若者達のエネルギーでした。



つい、先日、Facebook上で

海峡両岸サービス貿易協

という条約に台湾の大学生が猛抗議し国会を占拠した
等のニュースが話題に上っていました。
(勿論、日本のメディアはあまり大々的には報じていませんでしたが...)

このニュースについては各サイトで非常に分かりやすくまとめられているので是非一読してみてください。


台湾で 学生デモが国会議場占拠したのはなぜ?!
「サービス貿易協定」って何?日本メディアが報道しないニュースを徹底解剖!

http://miracletrend.com/wordpress/post-1503/



台湾学生運動リーダー・林飛帆氏に直撃
なぜ学生は、中国との貿易協定に反対なのか

http://toyokeizai.net/articles/-/34454





ニュースの内容もさることながら、
それ以上に日本における学生運動を彷彿としたことが個人的には非常に印象に残っていました。
(といっても現状、台湾における学生運動は非常に平和的ではあります)



自分達より若い世代の、しかも異国の学生たちは
自分達以上に今ある自国の状態について考え、発言し行動している。



正直自分自身、今の日本についてどれほど知っているだろうか。



嫌だと思う事に真っ向から向かい合えるだけの知識と気力はあるだろうか。



何も知らない内に色々な事が決まり



気付かない内に生活は変化していく



しかしそれは「知らなかった」のでは無く

「知ろうとしなかった」のでは無いか



少しずつでも自分達を見つめ直そうと思えた。



酔いが覚めはじめたアジアの路上で、建設途中の真っ暗な鉄骨の影は
我々がこれからどこへ向かうのか無言の内に答えを問いかけているように感じた。




ちなみに、彼らの本部の背面には

「反核 No more 福島」

と書いた幟も貼っており、

話を聞いてみたところ、台湾では現在3か所で2基ずつ合計6基が稼働中であり、
現在4か所目が建設中だとの事でした。



日本では福島の物を含めると50以上も原発があるという話をすると、

彼らはちょっと引いてた。



話し込んでいると、隣から若者の一人が
「飯あるから食っていくか??」
と言ってくれた。



おいおい、通りすがりの胡散臭い日本人にどんだけ優しくしてくれんねんと。

夜市帰りでお腹いっぱいだったので、丁重にお断りしておいたけど。


結論、

環境の事や政治経済、原発、その他諸々

もっと知りたい事や知らなければいけない事は沢山ある

今は無知やけど



でも今ハッキリ分かるのは皆、結構良い奴や


何か色々あるけど捨てたもんじゃないなーと思うわけです。


その後の帰り道皆で色んな話をした。
今の台湾の現状や自分たちの住んでいる国の事。
話は宿についても続き、
深夜頃には気づけば下ネタを熱心に話す我々が居た。

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