2019/05

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ずいぶんご無沙汰ぶりです。

気付けば「よいお年を」も「明けましておめでとうございます」も
「ハロー」も「グッバイ」も「サンキュー」も言わなくなってしまってた気がします。

これも偏に寒さに弱い私が、完全に戦意喪失していまっていたせいです。
ですので、そろそろ冬眠を終えて動き出さねばと思っております。

筆初めに昨日あった出来事をば...

昨夜20時頃、地下鉄に乗っていたら、ヘッドフォンをつけて音楽を聴いていたにも関わらず、
変なオッチャンに肩をポンポンと叩かれ、ヘッドフォンを外すように促された。

「音が大きすぎたかな...」と思いヘッドフォンを外し、
「はい?」と尋ねると

「お兄さんは私と身長同じぐらいですよね??という事は172cmぐらいですか??」

といきなり質問され、咄嗟に

「いえ、174cmです」

と答えると

「そうですか…」

と空いている座席の方に歩きだした。(その時私はドアの前に立っていた)
座席に腰かけてからも少し遠い目をしているオッチャンが、
強く手に握っている切符は何故か緑色だった(通常は肌色)。

もしあの時、「はい、そうです」と答えていたらどうなっていたのか。

そういえば、ちょっと生臭い臭いがしていた...

ひょっとしたら、あのオッチャンの中には172cmのナニカが入っていたのだろうか。
乗っ取っているオッチャンの体が腐り始めたので新たにピッタリな人間の体に乗り換えようとしていたのだろうか。

電車がゆっくりと三宮に到着し、ほとんどの人が降りていく中、
オッチャンは、まだ一人座席に腰かけたまま遠くを見ていた。

ひょっとしたら遠く離れた故郷の星の事を思い出していたのだろうか。

この大きな街の中では、すぐ傍にいる人でも、他人という境界を張ってしまえば、外観上に特異点が無ければ「違和」が侵入していたとしても、我々には気づく余地なのどないのかもしれない。

いつだって事象が起こり当事者にならない限り我々は無関心というコートを脱ぎ捨て、裸になる事なんて出来ないのだろうか。

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